TOP → 管理人のつぶやき → 2016年08月20日(Kin244)
おもしろい、とは何か?
・くだらないけど、実は非常に難解
哲学的なことからの回答をすると答えはでないのだろうと思う。
だけど、モノを書いたりするとある種の答えを見つけて行かなければいけない。これがかなり難解なのです。
例えば、経済のことについて考えてみたとする。それは専門家が直接論議し、その時々の国内外の情勢を見て判断することで、ある程度の答えは出せる。
それが結果的がでようがでていなかどうがとかじゃなくてある程度の答えは出せる。
おもしろいとはわずか5文字なのだけど、その意味は人類の数だけ意見は食い違うし答えは枝分かれするのだと思うのです。
・おもしろい=ためになる
知識を増やせることをおもしろいという人もいるかもしれない。
・おもしろい=爆笑できる
笑うタイミングは違えどドストライクで考えると、状況は違えど単純に人を笑わせるモノを見たいときにでてくる感じなのかもしれない。
・おもしろい=興味深い
読み解くと意外な方向にいくからおもしろいのかもしれない。
自分にとっておもしろいものと、人にとっておもしろいものって違うのはわかっているのだけど、それでも、どっちも共存できないのかなんて思うわけです。
市場が求めているものだけを追っていけば、それはそれで認知される。
あの宮崎駿さんも、「自分の作りたいものを作ってるわけじゃないんだよ。楽しんでもらえたら、自分の存在が認められる」と言ってました。
庵野秀明さんは、「”見てよかった”みたいなのをお客さんに返す仕事だと思うんですね。少なくとも、サービス業である以上、お客さんに何かしらそういう”良かった感”みたいなモノをあげなきゃいけない。」と言ってます。
世の中の人に認知されるように、監督の想いやマーケティングをして「売る」ってことを徹底的にやった結果なのだと思うのです。
「おもしろい」ってことは、運営者の書きたいことと、遊びにきてくれる人が読みたいこと」の両立がある程度できてることなんじゃないかな。
当サイトを立ち上げて5年。
宮崎さんみたく、鹿野さんみたく遊びにきてくれるみんなが食べたいと思うメインディッシュは手を抜かず、自分が伝えたと思う副菜は、見ても見なくてもいい「サービス」であるけど、副菜によって、満足度は変わる。的な。また食べたい(遊びに来たい)と思ってもらえる中毒性。
そんな中毒性のある居場所つくりに邁進してます。
2016年8月20日 Kin244 (黄色の種 – 青い鷲 音10)